アンティークPC

アンティークPCと言っても骨董品的なパソコンのことではありまあせん。
今回紹介するパソコンは古い物ですが懐かしいゲームを楽しむために今でも大事にしています。
趣味と自己満足のパソコンです。

NEC PC-9801DA/U2

PC-9801シリーズは、日本電気(NEC)が1982年(昭和57年)から1995年(平成7年)まで販売していたパーソナルコンピュータの俗称です。
PC-9801シリーズ・PC-9821シリーズは今でも根強い人気があり中古市場では数万円から数十万円で取り引きされているものもあります。
そんなPC-9801シリーズの一つNEC PC-9801DA/U2を紹介します。

基本仕様

・CPU
:i386DX20MHz
・メインRAM
:1.6MB最大:14.6MB
・ビデオRAM
:256KB
・表示能力
:640×400px(4096色中16色2画面)
・フロッピィディスク
:3.5インチフロッピィディスクドライブ(2モード対応×2)
・ハードディスク
:無し
・拡張スロット
:汎用拡張スロット(Cバス)×4、メモリ専用スロット×1、HDD専用スロット×1
・サウンド機能
:FM音源3和音、SSG音源3和音
※ NEC PC-9801 DA/U2 カタログより抜粋転載

現在仕様(2023年11月現在)

・CPU
:ハイパーCPU MELCO (現BUFFALO) EUD-H 120MHz
かなり熱を持つので大きなヒートシーキングとCPUファンを取付ました。
CPUファンの電源は電源ユニットから分離しました。
・メインRAM
:MELCO (現BUFFALO) ENL-32M(32MB) をハイパーメモリに増設。
メモリ専用スロットに MELCO (現BUFFALO) MRA-6000L(6MB) を増設 (PC-9801RA 用を流用)。
MRA-6000L(6MB) に MELCO (現BUFFALO) 2000XMC(2MB) を2枚 を増設
下図のようにメモリの合計は 32MB + 10MB + 1.6MB(元々のメモリ) で 44MB(正確には43.6MB) になっています。
・Cバス1
:SCSIボード I-O DATA SC-98II
・SCSI接続 ---> IDE に変換 ---> 変換名人 ---> CFカード(4GB)装着
*** ケース ***
SCSI --> IDE (BUFFALO 独自の変換回路内蔵の外付けハードディスク)
BUFFALO DSC-U13GTR
*** CFカード ***
変換名人 CFIDE-401LA + CFカード CF 200X 4GB(実質3.8GB)
・SCSI接続 MOドライブ
Logitec LMO-230E
内蔵されているドライブは FUJITSU M2512EL 。
・SCSI接続 CD-Rドライブ
PLEXTOR PX-32TSe
内蔵されているドライブは PX-W124TS 。
:ドライブ構成
・Aドライブ = HDD(Windows95)
・Bドライブ = HDD(MS-DOS 5.0A + Windows3.1)
・Cドライブ = FDD(3.5 inch)
・Dドライブ = FDD(3.5 inch)
・Eドライブ = リムーバブルディスク(MO)
・Fドライブ = CD-ROM
・Cバス2
:LANボード CentreCOM RE 1000
・Cバス3
:サウンドボード NEC PC-9801-86
・Cバス4
:グラフィックアクセラレータ canopus Power Windows 801
画面・画質設定はカラーパレット『16 ビット』、デスクトップ領域『1024 X 768』まで設定できます。現在はカラーパレット『16 ビット』、デスクトップ領域『800 X 600』に設定しています。

インストールOS

・CFカード CF 200X
:Microsoft Windows95 <4GB(実質3.8GB)中 2GB使用>
:Microsoft MS-DOS 5.0A + Windows 3.1 <4GB(実質3.8GB)中 1.8GB使用>

主要アプリケーション

・Windows95
:Microsoft Office for Windows 95 Standard Edition
・MS-DOS 5.0A + Windows 3.1
:各種 DOS ゲーム
※併せて『0(ゼロ)による除算エラー』もお読み下さい。